<Header>
<Author: 蘇頲>
<Title: 侍宴安樂公主山莊應制>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 宴（えん）に安樂（あんらく）公主（こうしゅ）の新宅（しんたく）に侍（じ）す　應制（おうせい）>
<BookPage: 45>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
駸駸羽騎歷城池，
帝女樓臺向晚披。
霧灑旌旗雲外出，
風回巖岫雨中移。
當軒半落天河水，
繞徑全低月樹枝。
簫鼓宸遊陪宴日，
和鳴雙鳳喜來儀。
<End Poem>
<Translation>
天子の行幸とあって、騎兵隊の行列が駒の足なみも早く進んでゆき、鳳輦は都の城壁と堀を通過して、お慈しみの姬君、安樂公主のお屋敷に到着した。お屋敷では夕暮れになりかけているとき、樓臺をあけはなしてお待ちになっていた。鹵簿の旗指物は 雲のそとまでもと高く飜っているのが、露もしとどに濡れている。雨がふっているの だ。と見るまに、お庭にそびえた岩山に風が吹きめぐって雲がちぎれて飛んでゆく。ちょうど岩山が消えたり出たり移ってゆくように見える。やがて御宴が始まれば空も
晴れてくる。軒端には天の川の水が半分落ちかかって見える。小道には到るところに月の柱が枝をたれて光っている。まさしく天上界の景色で、この世のものとは思われない。
簫を吹き鼓を鳴らして音樂が奏でられ、宴はまさにたけなわで、至尊もご機嫌うるわしく、うちくつろいでお楽しみになっている。それにお相伴しているわれわれもありがたい仕合わせである。御主人である公主夫妻が儀容をととのえておん父君をおもてなしなされるありさまも目出度いかぎりと見受けられ、昔の聖人の世に宮廷の楽につれて鳳凰が恭しく來り舞うたという故事も思い出された。
<End Translation>
<Formatted Translation>
天子の行幸とあって、騎兵隊の行列が駒の足なみも早く進んでゆき、鳳輦は都の城壁と堀を通過して、
お慈しみの姬君、安樂公主のお屋敷に到着した。お屋敷では夕暮れになりかけているとき、樓臺をあけはなしてお待ちになっていた。
鹵簿の旗指物は 雲のそとまでもと高く飜っているのが、露もしとどに濡れている。
雨がふっているの だ。と見るまに、お庭にそびえた岩山に風が吹きめぐって雲がちぎれて飛んでゆく。
ちょうど岩山が消えたり出たり移ってゆくように見える。やがて御宴が始まれば空も晴れてくる。
軒端には天の川の水が半分落ちかかって見える。
小道には到るところに月の柱が枝をたれて光っている。まさしく天上界の景色で、この世のものとは思われない。
簫を吹き鼓を鳴らして音樂が奏でられ、宴はまさにたけなわで、至尊もご機嫌うるわしく、うちくつろいでお楽しみになっている。それにお相伴しているわれわれもありがたい仕合わせである。御主人である公主夫妻が儀容をととのえておん父君をおもてなしなされるありさまも目出度いかぎりと見受けられ、昔の聖人の世に宮廷の楽につれて鳳凰が恭しく來り舞うたという故事も思い出された。
<End Formatted Translation>